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目笊
ふりがな文庫
“目笊”の読み方と例文
読み方
割合
めざる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めざる
(逆引き)
お雪は剥くものを剥いてしまうと、それを
目笊
(
めざる
)
に入れて、水口にいる女中の方へ渡した。そして柱に
背
(
せなか
)
を
凭
(
もた
)
せて、そこにしゃがんでいた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
西日
(
にしび
)
に
乾
(
かわ
)
く
井戸端
(
ゐどばた
)
の
目笊
(
めざる
)
に、
殘
(
のこ
)
ンの
寒
(
さむ
)
さよ。
鐘
(
かね
)
いまだ
氷
(
こほ
)
る
夜
(
よ
)
の、
北
(
きた
)
の
辻
(
つじ
)
の
鍋燒
(
なべやき
)
饂飩
(
うどん
)
、
幽
(
かすか
)
に
池
(
いけ
)
の
石
(
いし
)
に
響
(
ひゞ
)
きて、
南
(
みなみ
)
の
枝
(
えだ
)
に
月
(
つき
)
凄
(
すご
)
し。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その流れの水に屈み込んで、
目笊
(
めざる
)
に
摘
(
つ
)
み入れていた
芹
(
せり
)
の根を洗っていたお人好しの率八が、木履の
裾
(
すそ
)
を見上げて声をかける。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
目笊(めざる)の例文をもっと
(23作品)
見る
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
笊
漢検1級
部首:⽵
10画
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