“笊碁”の読み方と例文
読み方割合
ざるご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸一番の御用聞が、笊碁ざるごで半日つぶすのですから、まことに天下は泰平といったものかもわかりません。
派出所の巡査など五六名の者は笊碁ざるごの仲間で、ことに自分と升屋とは暇さえあれば気永な勝負を争って楽んでいたのが、改築の騒から此方こっち、外の者はともかく、自分はほとんど何より嗜好すき
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
江戸一番の御用聞が、笊碁ざるごで半日つぶすのですから、まことに天下は泰平と言つたものかもわかりません。