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ざるご
ふりがな文庫
“
笊碁
(
ざるご
)” の例文
江戸一番の御用聞が、
笊碁
(
ざるご
)
で半日
潰
(
つぶ
)
すのですから、まことに天下は泰平といったものかもわかりません。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
派出所の巡査など五六名の者は
笊碁
(
ざるご
)
の仲間で、
殊
(
こと
)
に自分と升屋とは暇さえあれば気永な勝負を争って楽んでいたのが、改築の騒から
此方
(
こっち
)
、外の者はともかく、自分は
殆
(
ほとん
)
ど何より
嗜好
(
すき
)
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
江戸一番の御用聞が、
笊碁
(
ざるご
)
で半日
潰
(
つぶ
)
すのですから、まことに天下は泰平と言つたものかもわかりません。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
母屋からは廊下續きになつて居る小さい二階家の離屋に住んで、
雜俳
(
ざつぱい
)
に凝つたり、
笊碁
(
ざるご
)
を打つたり、時間を
潰
(
つぶ
)
すのにばかり苦勞すると言つた、まことに結構な身の上だつたのです。
銭形平次捕物控:257 凧糸の謎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「又次郎さんの言うのは違いありませんよ、親分、
笊碁
(
ざるご
)
を打っていたんで」
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
笊
漢検1級
部首:⽵
10画
碁
常用漢字
中学
部首:⽯
13画
“笊”で始まる語句
笊
笊森
笊組
笊鉦
笊蕎麦
笊屋
笊棋
笊目
笊籮
笊転