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だぐわしや
ふりがな文庫
“だぐわしや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
駄菓子屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駄菓子屋
(逆引き)
煙草
(
たばこ
)
を
買
(
か
)
ひながら
聞
(
き
)
くと、
土地
(
とち
)
に
數
(
かず
)
の
多
(
おほ
)
い
犬
(
いぬ
)
が、
俥
(
くるま
)
に
吠附
(
ほえつ
)
き
戲
(
ざ
)
れかゝるのを
追拂
(
おひはら
)
ふためださうである。
駄菓子屋
(
だぐわしや
)
の
縁臺
(
えんだい
)
にも、
船宿
(
ふなやど
)
の
軒下
(
のきした
)
にも、
蒲燒屋
(
かばやきや
)
の
土間
(
どま
)
にも
成程
(
なるほど
)
居
(
ゐ
)
たが。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして街から街へ、先に云つたやうな裏通りを歩いたり、
駄菓子屋
(
だぐわしや
)
の前で
立留
(
たちどま
)
つたり、
乾物屋
(
かんぶつや
)
の
乾蝦
(
ほしえび
)
や
棒鱈
(
ぼうだら
)
や
湯葉
(
ゆば
)
を眺めたり、たうとう私は二條の方へ
寺町
(
てらまち
)
を
下
(
さが
)
り其處の
果物屋
(
くだものや
)
で足を留めた。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
笠森稻荷
(
かさもりいなり
)
のあたりを
通
(
とほ
)
る。
路傍
(
みちばた
)
のとある
駄菓子屋
(
だぐわしや
)
の
奧
(
おく
)
より、
中形
(
ちうがた
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
に
繻子
(
しゆす
)
の
帶
(
おび
)
だらしなく、
島田
(
しまだ
)
、
襟白粉
(
えりおしろい
)
、
襷
(
たすき
)
がけなるが、
緋褌
(
ひこん
)
を
蹴返
(
けかへ
)
し、ばた/\と
駈
(
か
)
けて
出
(
い
)
で、
一寸
(
ちよつと
)
、
煮豆屋
(
にまめや
)
さん/\。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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