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襟白粉
ふりがな文庫
“襟白粉”の読み方と例文
読み方
割合
えりおしろい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりおしろい
(逆引き)
寛
(
ゆる
)
い衣紋を
辷
(
すべ
)
るよう、一枚小袖の黒繻子の、黒いに目立つ
襟白粉
(
えりおしろい
)
、薄いが顔にも化粧した……何の心ゆかしやら——よう似合うのに、朋輩が見たくても
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
牛乳がわきかけた時、女は髪を直した上に
襟白粉
(
えりおしろい
)
までつけ、
鼻唄
(
はなうた
)
を
唱
(
うた
)
いながら上って来て鏡台の前に坐り
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
九女八は、
襟白粉
(
えりおしろい
)
の
刷毛
(
はけ
)
を、手伝いに来てくれた、鏡のなかにうつる静枝にいった。根岸の家にも一緒にいる内弟子の静枝は、他のものとちがって並々の
器量
(
うつわ
)
でないことを知っているので
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
襟白粉(えりおしろい)の例文をもっと
(7作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
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“襟白粉”のふりがなが多い著者
泉鏡花
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