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瘡蓋
ふりがな文庫
“瘡蓋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かさぶた
86.7%
さうがい
6.7%
クルート
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさぶた
(逆引き)
水泳などに行って友だちや先輩の背中に妙な
斑紋
(
はんもん
)
が規則正しく並んでいて、どうかするとその内の一つ二つの
瘡蓋
(
かさぶた
)
がはがれて大きな穴が明き
自由画稿
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
瘡蓋(かさぶた)の例文をもっと
(13作品)
見る
さうがい
(逆引き)
アルコールに麻痺させた資本家共の
瘡蓋
(
さうがい
)
だらけの良心には、「人類の理想」や「地上に於ける民衆の結合」や、「神の意志の体現」などは、到底分りつこはないのである。
工場の窓より
(新字旧仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
瘡蓋(さうがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
クルート
(逆引き)
頭はぞっとするような吹出物と
瘡蓋
(
クルート
)
に蔽われ、指の股には
壁蝨
(
だに
)
が食いこみ、腹のあたりにわずかに纒いついている衣服の名残には、虱と南京虫が布目も見えぬほどに這いまわっていた。
カストリ侯実録
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
瘡蓋(クルート)の例文をもっと
(1作品)
見る
“瘡蓋(かさぶた)”の解説
かさぶた(瘡蓋、en: scab, crust)は、外傷の経過した形状の一種。性質上、大きく深い裂傷などよりも擦り傷などに生じたものの方が、出血面積が広いため目立ちやすい。動物の生体保護現象の一つで、主に傷口の出血を止める目的の過程で発現する。
医学領域では痂皮(かひ)という用語が用いられる。
本項では以後、平仮名でかさぶたと表記する。また便宜上、説明では人間のケースを前提にすることとする。
(出典:Wikipedia)
瘡
漢検1級
部首:⽧
15画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“瘡蓋”の関連語
痂皮
“瘡”で始まる語句
瘡
瘡毒
瘡痍
瘡口
瘡痕
瘡病
瘡毒気
瘡守
瘡氣
瘡疾
“瘡蓋”のふりがなが多い著者
内藤鳴雪
小出楢重
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
嘉村礒多
武田麟太郎
上司小剣
中勘助
葉山嘉樹
甲賀三郎
谷崎潤一郎