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かさぶた
ふりがな文庫
“かさぶた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カサブタ
語句
割合
瘡蓋
56.5%
痂
34.8%
瘡痂
4.3%
瘡葢
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瘡蓋
(逆引き)
見るも無惨な
凸凹
(
でこぼこ
)
の
瘡蓋
(
かさぶた
)
になつた私の顔に姉は
膏薬
(
かうやく
)
を塗つてくれながらへんな苦が笑ひをした。私は鏡を見て明け暮れ歎き悲しんだのであつた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
かさぶた(瘡蓋)の例文をもっと
(13作品)
見る
痂
(逆引き)
そこで二人は
榻
(
ねだい
)
を並べて寝た。羅は渓の水で洗ってから瘡の痛みがなくなっていたが、ひと眠りして創へ手をやってみると、もう乾いて
痂
(
かさぶた
)
ができていた。
翩翩
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
かさぶた(痂)の例文をもっと
(8作品)
見る
瘡痂
(逆引き)
泥濘
(
ぬか
)
りたる、道を
跣足
(
はだし
)
の子供らは、揃ひも揃ひし、
瘡痂
(
かさぶた
)
頭、見るからに汚なげなるが、人珍らしく集ひ来て、人力車の前後に、囃し立つるはさてもあれ、この二三町を過ぎ行くほどは
移民学園
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
かさぶた(瘡痂)の例文をもっと
(1作品)
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瘡葢
(逆引き)
去年私の病気をする少し前に、彼は突然皮膚病に
罹
(
かか
)
った。顔から額へかけて、毛がだんだん抜けて来る。それをしきりに爪で
掻
(
か
)
くものだから、
瘡葢
(
かさぶた
)
がぼろぼろ落ちて、
痕
(
あと
)
が
赤裸
(
あかはだか
)
になる。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かさぶた(瘡葢)の例文をもっと
(1作品)
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