“瘡葢”の読み方と例文
読み方割合
かさぶた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年私の病気をする少し前に、彼は突然皮膚病にかかった。顔から額へかけて、毛がだんだん抜けて来る。それをしきりに爪でくものだから、瘡葢かさぶたがぼろぼろ落ちて、あと赤裸あかはだかになる。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)