“誠實”のいろいろな読み方と例文
新字:誠実
読み方割合
せいじつ60.0%
まこと40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の監督の役目もまた、道理と嚴格とを、慰安と經濟とを、憐憫れんみん誠實せいじつとをどんな工合に組合せるかといふ事を知つてゐる人々との協力で行はれた。
おゝ、ロミオどの、可愛いとしうおもうてくださるがまことなら、其通そのとほ誠實せいじつうてくだされ。
其事そのこと、おまへはゝとは、これ永遠えいゑんわかれとなるかもれませんが、さひはひにおまへ生命いのちたすかつたなら、これからときに、始終しじうその言葉ことばわすれず、誠實まことひととならねばなりませんよ。
つくろひ無き誠實まことなれば今とて更に衰るよしはなけれど、一にもおらん樣二にもおらん樣と、我がものゝやうに差出たる振舞さりとは物しらずの奴かな、御産湯の昔しより抱き參らせたる老爺われさへ
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)