“栄光”のいろいろな読み方と例文
旧字:榮光
読み方割合
さかえ41.7%
はえ25.0%
ひかり16.7%
えいこう8.3%
グロリア8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十字架にかけているコラムよ、まだお前の時は来ない、私が栄光さかえに連れて行こうとする霊は、ムルタックだ、むかし曾てドルイドであったムルタックだ
海豹 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
それから父は、過去すぎさった日の栄光はえを、真黒に汚れた爪でむしって行きました。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ヤソが再び私を膝の上にのせてくれた時、情の織手は隣りに坐している真しろい栄光ひかりの姿の方に向いた、ヤソは私にあの人こそは世界の秘密の、若さの織手であると教えてくれた。
最後の晩餐 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
さっきから、士卒しそつを八方にやって、その行方ゆくえをたずねさせていた龍太郎りゅうたろう忍剣にんけんらは、栄光えいこうの勇士を迎えるように手をとって、狼煙のろしのてがらをめたたえた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あたかも大洋上の暴風のように、狂いだつ栄光グロリアが展開するのを、諸君は見たのだ。強力暴戻ぼうれいなる意力の竜巻たつまきが過ぎるのを、諸君は見たのだ。