“栄誉”のいろいろな読み方と例文
旧字:榮譽
読み方割合
えいよ80.0%
はえ10.0%
ほまれ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町の中学では、たくさんの少年志願兵のなかに親に無断のひとり息子が三人も出て、それが学校の栄誉えいよとなり、親たちの心を寒がらせた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
私は、貴方との永くもなかった生活を、この上もない栄誉はえと信じておりますの。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
歴史と伝説いいつたえ罪悪つみ栄誉ほまれとで、長年蔽われていたこの屋敷には、主人夫婦や寄宿人かかりうどや、使僕めしつかいや小作人の家族たちが、三十人近くも住んでいるのであった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)