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栄誉
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えいよ
ふりがな文庫
“
栄誉
(
えいよ
)” の例文
旧字:
榮譽
町の中学では、たくさんの少年志願兵のなかに親に無断のひとり息子が三人も出て、それが学校の
栄誉
(
えいよ
)
となり、親たちの心を寒がらせた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
昔
(
むかし
)
、
支那
(
しな
)
に、ある
天子
(
てんし
)
さまがあって、すべての
国
(
くに
)
をたいらげられて、りっぱな
御殿
(
ごてん
)
を
建
(
た
)
てて、
栄誉
(
えいよ
)
・
栄華
(
えいが
)
な
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
られました。
不死の薬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
成
(
な
)
ればその
栄誉
(
えいよ
)
を
専
(
もっぱ
)
らにし敗すればその
苦難
(
くなん
)
に当るとの主義を
明
(
あきらか
)
にするは、士流社会の
風教上
(
ふうきょうじょう
)
に
大切
(
たいせつ
)
なることなるべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ヴァードステーナ僧院の
栄誉
(
えいよ
)
がくずれないうちに、そのすぐそばに
御殿
(
ごてん
)
が建てられて、それがその
時代
(
じだい
)
では、もっともすばらしいものとなるでしょう。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
退学ということが両親兄弟を
極端
(
きょくたん
)
に失望せしめ、一家将来の生活上に困難を来たし、一方には自分の
栄誉
(
えいよ
)
それにともなう希望などが、根底より
破壊
(
はかい
)
せらるるように考え来たり候えば
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
▼ もっと見る
愛人「ええっ。それは何故です。婦人として
わが国
(
ユー・エス・エー
)
最高の
栄誉
(
えいよ
)
ある地位を……」
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
信心
(
しん/″\
)
は
文学者
(
ぶんがくしや
)
即ち
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
の
生命
(
せいめい
)
なれば、
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
鑑賞
(
かんしやう
)
を
辱
(
かたじけな
)
ふするは
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
即ち
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
一期
(
いちご
)
の
栄誉
(
えいよ
)
なれば、之を
非難
(
ひなん
)
するは
畢竟
(
ひつきやう
)
当世
(
たうせい
)
の
文学
(
ぶんがく
)
を
知
(
し
)
らざる者といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
栄誉
(
えいよ
)
利害
(
りがい
)
を異にすれば、また
従
(
したがっ
)
て同情
相憐
(
あいあわれ
)
むの
念
(
ねん
)
も
互
(
たがい
)
に
厚薄
(
こうはく
)
なきを得ず。
譬
(
たと
)
えば、上等の士族が偶然会話の
語次
(
ごじ
)
にも、以下の者共には言われぬことなれどもこの
事
(
こと
)
は
云々
(
しかじか
)
、ということあり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
優秀な成績で
師範
(
しはん
)
を出た早苗は、母校にのこる
栄誉
(
えいよ
)
を得てその
瞳
(
ひとみ
)
はますますかがやき、大阪の
産婆
(
さんば
)
学校を、これも優等で卒業した小ツルとは、大石先生をまん中にして仲よしになっていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
陰陽
(
いんよう
)
表裏
(
ひょうり
)
共に自家の
利益
(
りえき
)
栄誉
(
えいよ
)
を主張してほとんど至らざるところなく、そのこれを主張することいよいよ盛なる者に附するに
忠君
(
ちゅうくん
)
愛国
(
あいこく
)
等の名を以てして、国民最上の美徳と称するこそ不思議なれ。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
我慢
(
がまん
)
能
(
よ
)
く国の
栄誉
(
えいよ
)
を保つものというべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“栄誉”の意味
《名詞》
栄 誉(えいよ)
輝かしい誉れ。
(出典:Wiktionary)
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
誉
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“栄”で始まる語句
栄
栄耀
栄螺
栄華
栄耀栄華
栄光
栄辱
栄達
栄燿
栄之