“愛国”のいろいろな読み方と例文
旧字:愛國
読み方割合
あいこく66.7%
あいこくの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲州武士こうしゅうぶしなどというせまい気持をすてて、まことの神州武士しんしゅうぶしとなるのだからいいじゃないか。われらの愛国あいこく甲斐かいではなくなった。日本にほんだ。かがやきのある神州しんしゅう扶桑ふそうの国だ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
陰陽いんよう表裏ひょうり共に自家の利益りえき栄誉えいよを主張してほとんど至らざるところなく、そのこれを主張することいよいよ盛なる者に附するに忠君ちゅうくん愛国あいこく等の名を以てして、国民最上の美徳と称するこそ不思議なれ。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
愛国あいこくの丹心たんしん万死ばんしかろし 剣華けんか弾雨だんうまたなんぞおどろかん
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)