“十夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうや87.5%
じふや12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんだか時雨しぐれそうでございます」と、お兼は縁側をふきながら薄暗い初冬の空をみあげた。「今晩からお十夜じゅうやでございますね」
半七捕物帳:18 槍突き (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
御忌ぎょき御影供みえいく十夜じゅうや、お取越、御命講おめいこうのやうな事でも各地方のを写して比較したら面白いばかりでなく有益であらうと思はれる。(六月二十日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
方々に十夜じふやのうちのかねおと 芭蕉
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)