“きたかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
北風83.8%
朔風16.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふゆ何事なにごともなく北風きたかぜさむくにつた。やまうへあきらかにしたまだらゆき次第しだいちて、あとからあをいろ一度いちどいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「ぼくは北風きたかぜじゃないとおもうんだよ。北風きたかぜはしんせつじゃないんだよ。ぼくはきっとからすさんだろうとおもうね。」
いちょうの実 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
朔風きたかぜつよい夜には、星の光も、するどいものです。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
朔風きたかぜさむあられふり
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)