“不干”の読み方と例文
読み方割合
ふかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほれ、今そなたがした作り宗論のなかの、そなた自身の役割を実際にしたのは、確かこの柏翁であつたはずぢやの。……なつかしや梅庵、いやさ不干ふかんハビアン。
ハビアン説法 (新字旧仮名) / 神西清(著)
同時にまた彼は熱心なキリシタン排撃者であって、仕官の前年に『排耶蘇はいやそ』を書いている。松永貞徳まつながていとくとともに、『妙貞問答みょうていもんどう』の著者不干ふかんハビアンを訪ねた時の記事である。