“ふかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俯瞰83.3%
普寛6.3%
不干4.2%
傅幹2.1%
普勧2.1%
豊鑑2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はその前へ立って眼下六十呎の世界を俯瞰ふかんした。此の都会に於ける最も繁華な商店街の、眩耀的な夜景がくり展げられている。
あの覚明かくみょう行者や普寛ふかん行者なぞが登ったころには、どんなだったろうね。わたしはあの行者たちが最初の登山をした人たちかとばかり思っていた。ここの禰宜さまの話で見ると、そうじゃないんだね。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
同時にまた彼は熱心なキリシタン排撃者であって、仕官の前年に『排耶蘇はいやそ』を書いている。松永貞徳まつながていとくとともに、『妙貞問答みょうていもんどう』の著者不干ふかんハビアンを訪ねた時の記事である。
この冬を期して、曹操が宿望の呉国討伐を果たそうとしたのは事実で、すでに南下の大部隊を編制し、各部の諸大将の任命も内々決定していたのであるが、参軍の傅幹ふかんという者が、長文の上書をして
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(修証不二〔普勧ふかん坐禅儀〕)
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)