“忖度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そんたく96.8%
つも1.6%
はか1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生の博士問題のごときも、これを「奇をてらう」として非難するのは、あまりに自己の卑しい心事をもって他を忖度そんたくし過ぎると思う。
夏目先生の追憶 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ういふ樣子やうすのやうなことをいふてきましたかともひたけれど悋氣男りんきをとこ忖度つもらるゝも口惜くちをしく、れは種々いろ/\御厄介ごやつかい御座ござりました
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
武蔵の仕方に眼をみはり、武蔵の心を忖度はかりかねていたらしい。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)