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粗忽千万
ふりがな文庫
“粗忽千万”の読み方と例文
読み方
割合
そこつせんばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこつせんばん
(逆引き)
「
粗忽千万
(
そこつせんばん
)
のことながら、その手形というものを途中で失うて困難の身の上、何と御内儀、よい知恵はござるまいか」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
粗悪な紙に誤植だらけの印刷も結構至極と喜ぼう。それに対する
粗忽千万
(
そこつせんばん
)
なジゥルナリズムの批評も聞こう。同業者の
誼
(
よし
)
みにあんまり黙っていても悪いようなら議論のお相手もしよう。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
手前の外には、こう、誰一人拝見をいたしておりますものがございません。ほい、こりゃ違ったそうな、すれば、大方、だろうぐらいに考えて風説をいたしますのを、一概にそうと心得て
粗忽千万
(
そこつせんばん
)
な。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粗忽千万(そこつせんばん)の例文をもっと
(4作品)
見る
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
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