“にっかい”の漢字の書き方と例文
語句割合
肉塊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
転げつ、倒れつ、悶々もんもんのたうち返る美人の肉塊にっかいの織りす美、それは白いタイルにさあっと拡がってゆく血潮の色を添えて充分カメラに吸収された。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
後ろにキョトンとしているのは、何が何やら見当のつかない弁慶の小助の偉大な肉塊にっかい
仁木於義丸おぎまる、同義照、畠山五郎、佐竹義敦よしあつなどが抜きつれて、阿修羅あしゅらの菊水兵を相手に火をふらして防ぎたたかい、血けむり、地ひびき、組んずほぐれつの肉塊にっかい、すでに相互とも幾十の死者を出し
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)