“義敦”の読み方と例文
読み方割合
よしあつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうノ武蔵守師直、吉良左兵衛さひょうえじょう、桃井修理亮しゅりのすけ大高たいこう伊予守、上杉伊豆、岩松の禅師頼有らいう、土岐弾正、おなじく道謙どうけん、佐竹義敦よしあつ、ほか三浦、石堂、仁木
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尊氏につづいて、大高たいこう伊予、桃井修理、佐竹義敦よしあつ、また近侍の石堂十馬、畠山五郎、仁木於義丸おぎまるなども、床几の左右にずらりと居ならぶ。——あたりはもうほの青い夕だった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仁木於義丸おぎまる、同義照、畠山五郎、佐竹義敦よしあつなどが抜きつれて、阿修羅あしゅらの菊水兵を相手に火をふらして防ぎたたかい、血けむり、地ひびき、組んずほぐれつの肉塊にっかい、すでに相互とも幾十の死者を出し
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)