“大高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおたか40.0%
たいこう40.0%
おおだか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
織田家を討って、尾張一円を御司権ごしけんの下へ収めるのは今こそでござる。奇兵五千ほどをもって、東部の国境から一途に清洲へお攻めあらば、自分は鳴海なるみ大高おおたかの兵を挙げて熱田口あつたぐちから攻め入りましょう。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうノ武蔵守師直、吉良左兵衛さひょうえじょう、桃井修理亮しゅりのすけ大高たいこう伊予守、上杉伊豆、岩松の禅師頼有らいう、土岐弾正、おなじく道謙どうけん、佐竹義敦よしあつ、ほか三浦、石堂、仁木
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちょうど、胴と脚の附け根のような地形に、今川家の勢力は犬牙けんがのように深くい入って、沓掛くつかけ大高おおだかの二城をつなぎ、織田領の脚部をそこで切断した形になっていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)