骨肉ほねみ)” の例文
たよりなくおもうと、じきにさむさが骨肉ほねみにしみこんできました。しかし、かれは、一ぴきでいいからさかなれたときのことを空想くうそうして、もうそんなさむさなどはかんじなかったのであります。
北の国のはなし (新字新仮名) / 小川未明(著)