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賞
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ほめ
ふりがな文庫
“
賞
(
ほめ
)” の例文
自分の家法とする
金創
(
きんそう
)
の名薬は、以前、その授翁様を通じて、
前
(
さき
)
に討死遊ばした正成様の御陣へもさしあげて、お
賞
(
ほめ
)
にあずかったことがあると云った。
日本名婦伝:大楠公夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
併し長官さえ
彼
(
あ
)
れ程に
賞
(
ほめ
)
る位だから谷間田は上手は上手だ
自惚
(
うぬぼれ
)
るも無理は無い、けどが己は己だけの見込が有るワ
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
只一日の如く
甲斐々々
(
かひ/″\
)
しく
看護
(
みとり
)
仕つりし其孝行を
土地
(
ところ
)
の人も
聞傳
(
きゝつた
)
へて
賞
(
ほめ
)
者にせられしが遂に其
甲斐
(
かひ
)
なく十四歳の
砌
(
みぎ
)
り右母
病死
(
びやうし
)
仕つり他に
頼
(
たよ
)
るべき處もなきにより夫より節を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
負ひて川原へ
下
(
おろ
)
し
壳馬車
(
からばしや
)
にして辛うじて引上げしが道を作り居たる土地の者崖の上より見下して乘り入れたる
馬丁
(
べつたう
)
も強し
下
(
お
)
りぬ客人も大膽やと
賞
(
ほめ
)
るか
譏
(
そし
)
るか聲を發して額に手を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
花園
(
はなぞの
)
に
牡丹
(
ぼたん
)
広々と
麗
(
うるわ
)
しき
眺望
(
ながめ
)
も、細口の花瓶に
唯
(
ただ
)
二三輪の菊古流しおらしく彼が
生
(
いけ
)
たるを
賞
(
ほ
)
め、
賞
(
ほめ
)
られて
二人
(
ふたり
)
の
微笑
(
ほほえみ
)
四畳半に
籠
(
こも
)
りし時程は、今つくねんと影法師相手に
独
(
ひとり
)
見る事の面白からず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
今度
(
こんど
)
手紙の
序
(
ついで
)
に聞いて見て呉れ、さうして十円も掛けて
親爺
(
おやぢ
)
の為に
拵
(
こしら
)
へてやつた石塔を
賞
(
ほめ
)
て貰つてくれと云ふんださうだ。——三四郎は独りでくす/\笑ひ出した。千駄木の石門より余程烈しい。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“賞”の解説
賞(しょう)とは、表彰の一種である。個人または団体に対して審査・判定をした上で、ある分野での秀逸性や達成した業績を讃える目的で贈呈あるいは授与されるもの。英語風にアワード、アウォード、プライズ(award, prize)などと言う。なお、賞を贈ることを授賞(じゅしょう)、賞を受けることを受賞(じゅしょう)といい、受賞した者を受賞者という。
(出典:Wikipedia)
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“賞”を含む語句
賞讃
賞翫
褒賞
賞牌
賞玩
懸賞
鑑賞
翫賞
賞揚
勧賞
御賞
賞賜
賞味
賞賛
賞美
歎賞
賞罰
御賞翫
大懸賞
激賞
...