“ほま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
95.5%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そのような武将のかぶり物を折りまするは、わたくしの職のほまれでござりまする」と、千枝太郎は追従ついしょうでもないらしく言った。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
このようにして法然は智恵第一のほまれが一代に聞えた。実際当時日本に渡っていた聖教伝記しょうぎょうでんきの類を目に当てないものは一つもなかったといってよろしかろう。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そうじてうちつゝむはほかほまれ、金玉きんぎょく物語ものがたりきん鈎子はさみがねかすれば、にも立派りっぱ寶物たからもの
祈願所きぐわんじよと御定め一ヶ年米三百ぺうづつ永代えいだい寄附きふある樣に我々取計とりはからひ申べし然すれば永く社頭のほまれにも相成候事なり精々せい/″\はたらき下されと事十分なるたのみの言葉ことばに肥前の申樣は御入用の金子は何程いかほどぞんせねど拙者せつしやに於ては三百兩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)