“誉田”のいろいろな読み方と例文
旧字:譽田
読み方割合
ほんだ57.1%
こんだ28.6%
ホムダ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのせいの低い、肥満した体を巴里為立パリイじたてのフロックコオトに包んで、鋭い目の周囲に横着そうな微笑をたたえた新社主誉田ほんだ男爵は
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
鼎は出獄後、辰之助等に善遇せられぬので、名を謙一郎と改め、堺市にうつつて商業を営み、資本を耗尽かうじんし、後に大阪府下南河内郡古市ふるいち村の誉田こんだ神社の社司となつた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
八幡神が、誉田ホムダ天皇の御事と定まつて来たのも、単なる紀氏の僧行教ギヤウケウなどのさかしらよりも早く、神楽によつて、合理的な説明が試みられてゐたのかも知れない。