誉田こんだ)” の例文
旧字:譽田
鼎は出獄後、辰之助等に善遇せられぬので、名を謙一郎と改め、堺市にうつつて商業を営み、資本を耗尽かうじんし、後に大阪府下南河内郡古市ふるいち村の誉田こんだ神社の社司となつた。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
河内の誉田こんだ八幡でこの日の若宮祭礼に造花を飾った壇輾だんじりを曳くのも、壱岐の住吉社でこの日軍越くさこえの神事と称し神馬を牽いて村々を巡るのも、他の諸社の祭典と共に
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)