“ほんだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本多68.0%
誉田16.0%
本田12.0%
譽田4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「老臣がたは城へたてこもって防ぎ戦うがよろしいという御意見のようでござります。本多ほんださま酒井さかいさまはおし出して決戦するとおおせです」
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
正行まさつら正時まさときの兄弟は、父の遺訓にもとづいて、前の年から四天王寺してんのうじ和泉いずみのさかいで大捷たいしょうはくし、転じて、八尾の城をほふり、誉田ほんだの森では
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
頭といえば、露八の頭も、いつか髪がのびて、本田ほんだに結っていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
汽車きしや千葉ちばまはりに譽田ほんだ……をぎ、大網おほあみ本納ほんなふちかづいたときは、まへ苗代田なはしろだを、二羽には銀翼ぎんよくつて、田毎たごと三日月みかづきのやうにぶと、山際やまぎはには、つら/\と立並たちならんで、しろのやうに
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)