トップ
>
さしのぞ
ふりがな文庫
“さしのぞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
差覗
98.6%
差覘
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
差覗
(逆引き)
引寄せられし宮はほとほと
仆
(
たふ
)
れんとして椅子に支へられたるを、唯継は鼻も
摩
(
す
)
るばかりにその顔を
差覗
(
さしのぞ
)
きて余念も無く見入りつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
古井戸の真暗な底を
差覗
(
さしのぞ
)
く時も、自分は同じやうな「死」の催眠術に引きかゝる。山の頂から谷底を望んだり滝壼を見たりしても同じである。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
さしのぞ(差覗)の例文をもっと
(50作品+)
見る
差覘
(逆引き)
「おや何かしらん」と
怪
(
あやし
)
みつつ
漸々
(
ようよう
)
にその
傍
(
わき
)
へ
近付
(
つかづ
)
いて見ると、岩の上に若い女が
俯向
(
うつむ
)
いている、これはと思って横顔を
差覘
(
さしのぞ
)
くと、
再度
(
ふたたび
)
喫驚
(
びっくり
)
した。
テレパシー
(新字新仮名)
/
水野葉舟
(著)
さしのぞ(差覘)の例文をもっと
(1作品)
見る