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こうふう
ふりがな文庫
“こうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
紅楓
33.3%
罡風
16.7%
高風
16.7%
黄封
16.7%
黄風
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅楓
(逆引き)
唯、それを俗人の
穿鑿
(
せんさく
)
にまかせるのは、彼がどんな心もちでゐようとも、断じて許さうとは思はない。そこで彼は、眼を床の
紅楓
(
こうふう
)
黄菊
(
くわうぎく
)
の方へやりながら、吐き出すやうにかう云つた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こうふう(紅楓)の例文をもっと
(2作品)
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罡風
(逆引き)
一陣の
罡風
(
こうふう
)
送春を断す 名花空しく路傍の塵に委す
雲鬟
(
うんかん
)
影を吹いて緑地に
粘
(
でん
)
す 血雨声無く紅巾に
沁
(
し
)
む 命薄く刀下の鬼となるを甘んずるも 情は深くして
豈
(
あに
)
意中の人を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
こうふう(罡風)の例文をもっと
(1作品)
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高風
(逆引き)
しかも少しもあせらず、押売りせず、悠々として人智の発達を待とうとする
高風
(
こうふう
)
雅懐
(
がかい
)
は、まことに見上げたものである。私は心からこの章の精読を皆様におすすめしたい。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
こうふう(高風)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
黄封
(逆引き)
この
捷報
(
しょうほう
)
は早くも
開封
(
かいほう
)
東京
(
とうけい
)
の
汴城
(
べんじょう
)
の宮門へ飛脚されたので、天子
徽宗
(
きそう
)
は大いによろこばれ、
高
(
こう
)
総理に
聖旨
(
せいし
)
をくだして、
御感
(
ぎょかん
)
の状と、
黄封
(
こうふう
)
の宮廷酒
十瓶
(
とかめ
)
とを、征地の慰問に送らせた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうふう(黄封)の例文をもっと
(1作品)
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黄風
(逆引き)
タッタッタッと加速度に足がそろってくる——禅定寺の大屋根から吹きおろす秋らしい力のある風に、満地の
銀杏
(
いちょう
)
落葉が
旋風
(
つむじ
)
を描いて舞いめぐったかと思うと——その
黄風
(
こうふう
)
の
渦
(
うず
)
を衝いて突然!
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうふう(黄風)の例文をもっと
(1作品)
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