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雅懐
ふりがな文庫
“雅懐”の読み方と例文
旧字:
雅懷
読み方
割合
がかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がかい
(逆引き)
一
掻
(
そう
)
すれば
琴韻清越
(
きんいんせいえつ
)
、多年
干戈剣戟
(
かんかけんげき
)
の
裡
(
うち
)
にも、なお粗朴なる洗心と
雅懐
(
がかい
)
を心がけていた丞相その人の面影を
偲
(
しの
)
ぶに足るといわれている。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私のような世間見ずの
天邪鬼
(
あまのじゃく
)
に対しても終始寛容を以て臨んでくれた。そういう田中さんにはいわば人生の端役を以て任じている者の
雅懐
(
がかい
)
があった。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
しかも少しもあせらず、押売りせず、悠々として人智の発達を待とうとする
高風
(
こうふう
)
雅懐
(
がかい
)
は、まことに見上げたものである。私は心からこの章の精読を皆様におすすめしたい。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
雅懐(がかい)の例文をもっと
(6作品)
見る
“雅懐”の意味
《名詞》
風雅な心や思い。
(出典:Wiktionary)
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“雅”で始まる語句
雅
雅致
雅楽
雅楽頭
雅典
雅味
雅邦
雅量
雅号
雅人
“雅懐”のふりがなが多い著者
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
小山清
吉川英治
谷崎潤一郎