“雅量”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がりょう50.0%
がりやう33.3%
がりよう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿部は骨弱く志薄しといえども、なお大政治家たる雅量がりょうあり。水野は気迫り意固しといえども、なお大政治家たる遠識と硬腕あり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
とまりにてゐて、ころんで、たれかのほんんでゐた雅量がりやうは、推服すゐふくあたひする。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
我等をして之にしんかしむる勿れ、実行上の一致のみがたのむに足るの一致なり、自身じしん主義しゆぎ実行じつかうし得ざる人は人情にんじやう秘密ひみつ会得くわいとくし得ざるが故に他をるゝ雅量がりようを有せず
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)