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紅楓
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もみじ
ふりがな文庫
“
紅楓
(
もみじ
)” の例文
流れの岸には
紅楓
(
もみじ
)
の
類
(
たぐい
)
を植えそのほかの
庭樹
(
き
)
には松、桜、梅など多かり、
栗樹
(
くり
)
などの
雑
(
まじ
)
わるは
地柄
(
とちがら
)
なるべし、——区何町の豪商が別荘なりといえど家も古び庭もやや荒れて
修繕
(
つくろ
)
わんともせず
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
すぐに晴れようと、ロハ台に腰を掛けた、が、その上に
蔽
(
おお
)
い掛った
紅楓
(
もみじ
)
の大木の美しさ。色は
面
(
おもて
)
を染めて、影が袖に
透
(
とお
)
る……
霽
(
は
)
れるどころか、次第に冷い雨脚から、三人を包んで、
雫
(
しずく
)
も落さない。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
楓
漢検準1級
部首:⽊
13画
“紅楓”で始まる語句
紅楓黄菊