“兼季”の読み方と例文
読み方割合
かねすえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中宮ノ大夫たゆう実衡さねひらの琵琶、大宮ノ大納言のしょう、光忠宰相のひちりき、中将公泰きんやす和琴わごん、また笛は右大将兼季かねすえ、拍子は左大臣実泰。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて、楽所がくそ御興ごきょうには、右大臣兼季かねすえの琵琶、権ノ大夫冬信の笛、源中納言具行ともゆきしょう、治部ノきょうのひちりき、琴は宰相ノ公春きんはるなど秘曲をこらした。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)