“早良”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さわら50.0%
サハラ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
▼同席者 呉一郎(十八歳)被害者千世子の実子、伯母八代子(三十七歳)福岡県早良さわらめい浜町はままち一五八六番地居住、農業——(W氏)——以上三人——
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ゴマメ 筑前早良さわら郡などで、黒豆のことをゴマメというのは、大豆を摺りつぶしたのをゴということと関係があるらしい。すなわち特にゴとして食うに適した豆の意か。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ただし、皇兄早良サハラ太子の轍を踏んで、平安の新京を棄てゝ、奈良の旧都に復しようとして、失敗せられたのが、薬子・仲成の乱である。
万葉集のなり立ち (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
処が、翌月の事、家持の生前東宮大夫ダイブとしてつかへて居た早良サハラ皇太子が、新都造営主任であつた藤原種継を暗殺せしめられた事件が起つた。
万葉集のなり立ち (新字旧仮名) / 折口信夫(著)