“だいふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大府40.0%
乃父20.0%
太夫10.0%
大夫10.0%
大斧10.0%
大輔10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といったという、最期のさまを思いあわせてみても、それは必然に、大府へ届けよという、かれが鏤骨の隠密報告だな、ということは弦之丞にすぐうなずけた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
無心の小児が父を共にして母をにするの理由を問い、隣家には父母二人に限りて吾が家に一父二、三母あるは如何などと、不審を起こして詰問に及ぶときは、さすが鉄面皮乃父も答うるになく
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
大阪侯の家来の吉良(九太夫)が画家への礼金を着服して偽筆の扇を主君に差出す。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
中にも茶屋の彌五郎(実は由良之助)は好い出来であつた。日本では九太夫が縁の下に居るのを、芝居では反対に彌五郎の乱酔を吉良(実は九太夫)が二階から観て居るのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
内大臣の息子たちである左少将少納言兵衛佐侍従大夫などという人らもこのおへ来るが、御簾の中へはいることは許されていないのである。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
大斧閃々槍尖の電光、おめき合うことも幾十合か。馬も汗するばかりなのに、どうしても、勝敗はつかない。満場は声なく、巨大な落日の紅炎は、西の空へ、刻々に沈んでゆく。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
氏輝に子が無かったので二十歳の義元を還俗させて家督を譲った。今川次郎大輔義元である。処が此時横槍を入れたのが義元の次兄で、花倉の寺主良真である。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)