“良真”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうしん66.7%
よしざね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏輝に子が無かったので二十歳の義元を還俗げんぞくさせて家督を譲った。今川次郎大輔だいふ義元である。処が此時横槍を入れたのが義元の次兄で、花倉の寺主良真りょうしんである。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
主上の嘆きは、またひとしおであったから、今度は、後に山門の座主になった良真りょうしん僧都を呼び出した。
あの有名な遣唐使篁朝臣たかむらあそんの子の良真よしざねの女として小町が記入されてゐるのもあり、無いのもある。
小町の芍薬 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)