良真りょうしん)” の例文
氏輝に子が無かったので二十歳の義元を還俗げんぞくさせて家督を譲った。今川次郎大輔だいふ義元である。処が此時横槍を入れたのが義元の次兄で、花倉の寺主良真りょうしんである。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
主上の嘆きは、またひとしおであったから、今度は、後に山門の座主になった良真りょうしん僧都を呼び出した。