“だゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太夫40.0%
大夫26.7%
大輔26.7%
惰遊6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところへ仙夢さんがこの家の主人世古せこ太夫だゆうさんを案内して来て、少時しばらくの間沼津物語に花が咲いた。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
こら昔何とか大夫だゆうちう浄瑠璃のお師匠はんがひらいた店でな、一杯山盛やまもりにするより、ちょっとずつ二杯にする方が沢山ぎょうさんはいってるように見えるやろ
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
例の伯父おじの右大将、式部大輔だゆう、左中弁などだけを招いて、家庭教師の大内記に命じて史記の中の解釈のむずかしいところの、寮試の問題に出されそうな所々を若君に読ますのであったが
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
……汚らわしい惰遊だゆうだ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)