“御史大夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょしたいふ50.0%
ぎょしのたいふ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丞相じょうしょう公孫賀こうそんが御史大夫ぎょしたいふ杜周としゅう太常たいじょう趙弟ちょうてい以下、誰一人として、帝の震怒しんどを犯してまで陵のために弁じようとする者はない。口を極めて彼らは李陵の売国的行為をののしる。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
同じ阿諛あゆ迎合げいごうを事としても、杜周としゅう(最近この男は前任者王卿おうけいを陥れてまんまと御史大夫ぎょしたいふとなりおおせた)のようなやつは自らそれと知っているに違いないがこのお人好しの丞相ときた日には
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
華歆かきんは功によって相国となり、賈詡かくは大尉に封ぜられ、王朗は御史大夫ぎょしのたいふに昇進した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)