“しゅりのすけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
修理亮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが勅許があったので、嘉禄三年六月二十二日山門から人をやって墓を破そうとする、その時に六波羅の修理亮しゅりのすけ平時氏は、家来をれて馳せ向い
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
斯かる処に吉田修理亮しゅりのすけは摂州芥川に堤の普請を承っていたが、洛中の風聞を耳にして汗馬も息するばかりに馳せ着け、御謀叛の儀、もし真実に思し立っておられますなら
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
おいの弥四郎と、南江備前守とで、もう一名は途中の和泉いずみから使い先へ加わって行った——これも一族の和田修理亮しゅりのすけ助家だった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)