“人死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとじに93.1%
ひとしに3.4%
ひとじ3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本当ですか?」とチチコフは乗り気になって、「実際その人のところでは、非常に沢山の人死ひとじにがあったと仰っしゃるんですね?」
その時の話でございましたが一昨年も北原からしてある部落の者が攻めて来て大合戦の揚句あげく人死ひとしにが二、三十名もありヤクを二千疋ばかり取られてしまったそうで
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「もう少し暴風雨が続いたら、なみに引かれて海へ行ってしまうに違いない。海嘯つなみというものはにわかに起こって人死ひとじにがあるものだと聞いていたが、今日のは雨風が原因になっていてそれとも違うようだ」
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)