“ひとじに”の漢字の書き方と例文
語句割合
人死100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お師匠さん、あんた、これからその音声のど芸妓屋げいこやかどで聞かしてお見やす。ほんに、人死ひとじにが出来ようも知れぬぜな。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「こうなったら、なにもかもさっくりと申しあげますが、……阿波屋の人死ひとじには、じつは、あっしのせいなんで……」
顎十郎捕物帳:24 蠑螈 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
都会といふものは、狭い地面に多く人が住むだけ人死ひとじにが多い、殊に子供が多く死ぬる、今まで横に並んでゐた家を
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)