“ひとじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人死50.0%
人焦50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もう少し暴風雨が続いたら、なみに引かれて海へ行ってしまうに違いない。海嘯つなみというものはにわかに起こって人死ひとじにがあるものだと聞いていたが、今日のは雨風が原因になっていてそれとも違うようだ」
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
人焦ひとじらしな。いっそ来てくれない方がいい」と、お絹は物足らないような愚痴をいうこともあった。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)