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車軸
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しゃじく
ふりがな文庫
“
車軸
(
しゃじく
)” の例文
車軸
(
しゃじく
)
を流すという形容もおろか、馬も流され人も漂い、軍器も食糧もみな
水漬
(
みずつ
)
いてしまう。いや仮屋もたちまち水中に没し、山の上へ上へと移って行った。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だが、
車軸
(
しゃじく
)
を流すような豪雨も、小石を吹きとばす強風も、洞のなかではさほどおそろしいことではない。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
深い
饅頭笠
(
まんじゅうがさ
)
に
雨合羽
(
あまがっぱ
)
を着た車夫の声が、
車軸
(
しゃじく
)
を流す雨の響きの中に消えたかと思うと、男はいきなり私の後へ廻って、
羽二重
(
はぶたえ
)
の布を素早く私の両眼の上へ二た廻り程巻きつけて
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
もうその時は
車軸
(
しゃじく
)
を流す真物の土砂降りになっていた。
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と思うまもなく、
車軸
(
しゃじく
)
を流すような
豪雨
(
ごうう
)
となった。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“車軸”の意味
《名詞》
車軸(しゃじく)
車輪を支える回転軸。シャフト。
(出典:Wiktionary)
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
軸
常用漢字
中学
部首:⾞
12画
“車”で始まる語句
車
車夫
車輪
車掌
車室
車前草
車蓋
車力
車駕
車座