“小指”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゆび75.0%
をゆび16.7%
れこ4.2%
レコ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、息切(いきぎ)れのする瞼(まぶた)が颯(さつ)と、氣(き)を込(こ)めた手(て)に力(ちから)が入(はひ)つて、鸚鵡(あうむ)の胸(むね)を壓(お)したと思(おも)ふ、嘴(くちばし)を踠(もが)いて開(あ)けて、カツキと噛(か)んだ小指(こゆび)の一節(ひとふし)。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
京の水の深み見おろし秋を人の裂きし小指(をゆび)の血のあと寒き
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「合点承知之助——だが、親分、野郎にゃ小指(れこ)がついてたってえじゃごせんか。してみりゃあ何もお女郎買(け)えでもありますめえぜ。」
……実の処(ところ)、僕が小指(レコ)の姉なんぞも、此家(ここ)へ一人二度目妻(にどめの)を世話しようといってますがね、お互にこの職人が小児(こども)に本を買って遣(や)る苦労をするようじゃ、末(すえ)を見込んで嫁入(きて)がないッさ。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)