“乳搾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちちしぼ50.0%
ちちしぼり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は蹶起けっきして乳搾ちちしぼりに手をかさねばならぬ。天気がよければ家内らは運び来った濡れものの仕末に眼の廻るほど忙しい。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
衝突現場げんじょう附近の烏頭うとう外科医院に入院していた乳搾ちちしぼり少年、山口猿夫は左脚に巨大な石膏型ギプスをはめたまま意識を回復していた。枕頭まくらもとには妹田農場の牧場主任と園芸主任が突立ってヒソヒソ話をしていた。
衝突心理 (新字新仮名) / 夢野久作(著)