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振搾
ふりがな文庫
“振搾”の読み方と例文
読み方
割合
ふりしぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりしぼ
(逆引き)
魔物に、その可憐な弟を奪はれて、鉄の
扉
(
ドア
)
の前で、狂乱するタンタヂールの姉のやうに、命掛の声を
振搾
(
ふりしぼ
)
つた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
後
(
うしろ
)
からお柳が組付くを刄物で払う刀尖が
小鬢
(
こびん
)
を
掠
(
かす
)
ったので、お柳は驚き悲しい声を
振搾
(
ふりしぼ
)
って
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
甘糟の答ふるに
先
(
さきだ
)
ちて、背広の
風早
(
かざはや
)
は若きに似合はぬ
皺嗄声
(
しわがれごゑ
)
を
振搾
(
ふりしぼ
)
りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
振搾(ふりしぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
搾
常用漢字
中学
部首:⼿
13画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
“振搾”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝
菊池寛