“久振”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひさしぶり70.8%
ひさしぶ29.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卯平久振故郷へた。彼等門松とをさなけて垣根入口てたのみである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
空は一面にっていた。近所の溜りの池で再び蛙の声が起った。これは聞慣れた普通の声であった。わたしは久振で故郷の音楽を聴いた。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかも僕の見た人形芝居は大抵小幡小平次とかとかいふ怪談物だつた。僕は近頃大阪へき、久振りに文楽を見物した。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
今日は久振りで市街のある所へ出られる。三、四日山の中ばかり歩いていたので、人家のある所が懐しい。今日は益田川の岸を下って高山の町へ這入るのだ。
木曽御嶽の両面 (新字新仮名) / 吉江喬松(著)