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久振
ふりがな文庫
“久振”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひさしぶり
69.2%
ひさしぶ
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさしぶり
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
久振
(
ひさしぶり
)
で
故郷
(
こきやう
)
に
歳
(
とし
)
を
迎
(
むか
)
へた。
彼等
(
かれら
)
の
家
(
いへ
)
の
門松
(
かどまつ
)
は
只
(
たゞ
)
短
(
みじか
)
い
松
(
まつ
)
の
枝
(
えだ
)
と
竹
(
たけ
)
の
枝
(
えだ
)
とを
小
(
ちひ
)
さな
杙
(
くひ
)
に
縛
(
しば
)
り
付
(
つ
)
けて
垣根
(
かきね
)
の
入口
(
いりくち
)
に
立
(
た
)
てたのみである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
空は一面に
陰
(
くも
)
っていた。近所の溜りの池で再び蛙の声が起った。これは聞慣れた普通の声であった。わたしは
久振
(
ひさしぶり
)
で故郷の音楽を聴いた。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
久振(ひさしぶり)の例文をもっと
(18作品)
見る
ひさしぶ
(逆引き)
しかも僕の見た人形芝居は
大抵
(
たいてい
)
小幡小平次
(
こばたこへいじ
)
とか
累
(
かさね
)
とかいふ怪談物だつた。僕は近頃大阪へ
行
(
ゆ
)
き、
久振
(
ひさしぶ
)
りに
文楽
(
ぶんらく
)
を見物した。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今日は
久振
(
ひさしぶ
)
りで市街のある所へ出られる。三、四日山の中ばかり歩いていたので、人家のある所が懐しい。今日は益田川の岸を下って高山の町へ這入るのだ。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
久振(ひさしぶ)の例文をもっと
(8作品)
見る
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“久”で始まる語句
久
久米
久濶
久遠
久留米絣
久留米
久闊
久方
久離
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