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ひさしぶり
ふりがな文庫
“ひさしぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
久振
90.0%
久濶
5.0%
久闊振
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久振
(逆引き)
空は一面に
陰
(
くも
)
っていた。近所の溜りの池で再び蛙の声が起った。これは聞慣れた普通の声であった。わたしは
久振
(
ひさしぶり
)
で故郷の音楽を聴いた。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひさしぶり(久振)の例文をもっと
(18作品)
見る
久濶
(逆引き)
廊下人無き処にて秀は読過一遍、「ああ、そうだ。おお、
恐怖
(
こわ
)
いことね。早速お暇を頂こう。ちょうど可い
久濶
(
ひさしぶり
)
で
祖母様
(
おばあさん
)
の顔も見られる。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひさしぶり(久濶)の例文をもっと
(1作品)
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久闊振
(逆引き)
仮にその日、先生なり奥方なりに逢ったところで、縁談の事に就いて、とこう
謂
(
い
)
うつもりでなく、また言われる筋でもなかったが、
久闊振
(
ひさしぶり
)
ではあり、
誰方
(
どなた
)
も留守と云うのに気抜けがする。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひさしぶり(久闊振)の例文をもっと
(1作品)
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