“ひさしぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久振94.1%
久闊振5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは久振ひさしぶりで故郷の音楽を聴いた。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
フランツは久振ひさしぶりで例の岩の前に来た。
木精 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
私は久振ひさしぶり展墓てんぼの為帰省した。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
定「ナニ寄る気でもないんですが、近いから、あのお寺の前を通ると曲角まがりかどのお寺だもんですから、よく門のとこなんぞをいてゝ、久振ひさしぶりだ、お寄りなてえから、ヘイてんでもと朋輩ほうばいだから寄りますね」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
久振ひさしぶりで東京へ帰ッて参りまして、安心して休むつもりであッたところが、突然お呼出しになりまして、定めしにか御馳走でもあるじゃろうと思ッて来たところが、二階の階段はしごだんで演説をという命令である。
人格の養成 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
仮にその日、先生なり奥方なりに逢ったところで、縁談の事に就いて、とこううつもりでなく、また言われる筋でもなかったが、久闊振ひさしぶりではあり、誰方どなたも留守と云うのに気抜けがする。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)